SUP大会での異変 記者発表
すでに、マスコミ各社で報じられてニュースになっていますが、9月10日、茅ケ崎市の海岸で開かれた「スタンドアップパドルボード(SUP)」の国際大会「マイナビ THE JAPAN CUP 」で、主催者が配ったTシャツを着た選手ら約30人がかぶれなどの症状を訴え、1人は入院。茅ヶ崎市からは記者発表が出ています。
サーフィンの開会式に出席しても、住民説明会に出ない
「マイナビ THE JAPAN CUP 」ですが、大会会長として河野太郎、大会副会長として市議会議員・柾木太郎、そして大会特別顧問として服部市長が、9月10日の開会式に出席しています。
この大会の開会式と同じ日の同じ時間。
茅ヶ崎市役所の本庁舎4Fでは「茅ヶ崎ゴルフ場の利活用事業の説明会」が開かれていました。
県・市・茅ヶ崎協同から住民への説明や質疑応答があるということで、県・市の担当課(茅ヶ崎協同は同席せず)、住民120名が出席。
近隣住民6万人の命にかかわる広域避難場所の確保の問題、開発による緑と静かな住環境の破壊という住民問題をかかえ、前回の9月6日の説明会でも市民140名以上が参加。
用意した椅子が足りずに、立ち見や床に座って参加した市民もいます。
説明会では、計画の「白紙撤回」を求める住民の強い声があがり、その様子は朝日、毎日、読売、神奈川新聞などにも報道されました。
市長の責務とは?
「市長、そこにいてもいいんですか?」
海岸で開催されたSUP大会で開会の挨拶をしても、市役所までは車で数10分で移動できる距離。
しかし、服部市長は説明会には両日とも参加していません。
「市全体の問題と認識している」と自らコメントしていながら、住民の声を聞くことよりも、SUP大会で海岸にいた市長。
市長であるなら説明会に参加して、住民の意見に真摯に耳をかたむける姿勢があって当然です。
2年前のちょうど今頃も、市長・副市長だけでも13回分ホノルルに滞在し、茅ヶ崎ゴルフ場の問題について手を打とうとしませんでした。
説明会に出席した住民の皆さんはどう思われますか?