住民は「白紙撤回」、手厳しい意見が続出
平成28年9月10(土)午前9時半から、6日の浜須賀会館に続いて、市役所で住民への説明会がありました。
今回はテーブルも用意された広い会議室でしたが、参加者は100名を超える満席で、壁側にイス席が追加されました。
市長と副市長、茅ヶ崎協同は、今回も欠席。
同時刻に、市長は茅ケ崎海岸で開かれた「スタンドアップパドルボード(SUP)」大会の開会式に出席。本来なら、説明会にも出席するのが責務ですが、主催者が配ったTシャツの薬品で多数の選手がヤケド状となり、事故処理に追われていたようです。
行政側は住民からの質問を「一問一答で」としましたが、議事録でも分かるように、質問そのものに答えない、同じフレーズの繰り返しでした。
今回、ひとつの不透明なことへ質問が出ています。
「海岸の砂防林まで広域避難場所に指定している」ことについて、県が事業者と事前に打ち合わせをしているのでは?という不透明さについても、明確な回答はありません。
★4月の事業者との Q&A では、砂防林についての質問は、No.50とNo.53の2か所。どちらも広域避難場所とは関係しない。
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/life/1059910_3566950_misc.pdf
★ただし、No.27が問題。広域避難場所について『134号線側市街化調整区域を含めた提案としたいが、その考えでよいか?』と事業者が質問している。
市街化調整区域=砂防林・砂浜です。
この時点で、市長は県にどういう返答をしたのか?
なぜ、防砂林はダメだとハッキリと断らなかったのか?
「情報公開」が一部の自治会の役員のみに先行されて、住民に広く伝えられない問題は、前回と同様に指摘があります。
県・市は説明会の議事録を作成し、HPに掲載すべきとの意見には、これもはっきりとした答えは返ってきません。
9月10日「茅ヶ崎ゴルフ場の利活用事業の説明会」議事録
2016年9月10日(土)市役所本庁舎4F
9:30〜11:20
参加:住民100名以上
行政側説明者
県・財産経営課 新井財産経営課副課長、星グループリーダー、瀬尾副主幹、熊丸主査
市・企画経営課:秋元企画部長、若林企画経営課長、菊地課長補佐、隅田主任
茅ヶ崎協同(株)欠席
★「何を言っているのか分からない」「質問に答えていない」とたびたび住民から指摘されたのが、新井財産経営課副課長。
Q1:事業者の審査は3者、なぜ今日は茅ヶ崎協同の青木さんは来ていないんですか? 決定したことに対して来て説明する義務がある。だから皆さんも来ている。何で来ていないのか。来るべきと思う。
A 若林:選考については、神奈川県と茅ヶ崎協同の2者が選考の主体。茅ヶ崎協同の代表者が来ていないということですが、選考の事務?は神奈川県が主体的に取り組んだこともあって、説明については神奈川県から行っている。今後、具体的な絵がさらに描けてきた段階には、茅ヶ崎協同にもお越し頂き話をさせて頂きたい。
Q2:矢畑
アイデア募集で21法人なかでゴルフ場は7法人。実際の応募は6社しかなかった。その中にはゴルフ場の応募者はなかったのか?あるいはやめてしまったのか?
A 星:6社のうち3社はゴルフ場提案。県の方で不動産鑑定を実施して参考価格を提示した。県有地は不動産鑑定をしなければならない。参考価格を提示して、それにもとづいて入札の予定価格を設定した。その予定価格に達しなかったため、基本的に一次審査で3社とも失格になった。
Q3:常盤町
いま、価格の面だけでゴルフ場を残していく提案が落とされたという話ですが、子供がおりまして、実際にみどりと命を守る場所を残したいという活動をしている市民団体のイベントで、ゴルフ場の中に入らせて頂いています。何度か子供をつれて遊びに行ってますし、ゴルフ場はとても美しいですし、あの状況から宅地を300戸建てたりなどで、安心・安全の場所、みどりを減らしてしまうことに大人として罪悪感はないのかと思っています。
価格の面だけで落とされたということがとても残念でなりません。たった数名の大人で決められた価格について落とされたということであれば、市民の意見も入れてもう一度、優先交渉権者の選定をさせて頂きたいと思います。
A 星:参考価格を提示していますが、不動産鑑定士という資格を持った方に不動産鑑定をして頂いて、県有地がどういう評価をされるのかをふまえて設定している。県有地は県民の財産ということで、適切に売却しなければならないということで、不動産鑑定を実施してその価格以上で売却するのが手続きになっている。
今回その手続きにもとづいた参考価格に達しなかったということで、3社は失格になったということです。
Q4:元町
茅ヶ崎ゴルフ愛好会の一員です。ゴルフ場ということで公募したのではなく、この土地の売却ということで公募したのか?
それとも、東急電鉄は関東に32カ所、困ったゴルフ場に資本投資をして経営をしている実態があるので、東急電鉄が住宅をたてれば緑がなくなる、茅ヶ崎は他の市からみて緑が少ない。
バードゴルフの会を運営したことがあるが、広場を提供してもらうためにスポーツ課長と探したが見つからず、狭い市庁舎の前でやっている。広場として考えると、住宅には疑問を感じる。その辺は予算の面が関係しているのか? ゴルフ場は財政的に困難なのか?
A 星:ゴルフ場の運営については、50年間観光日本が運営してきて、神奈川県については。昭和32年から運営して来た経過、民事再生の経過を考えて通常の貸し付けより大幅な減額で貸していた。
そのなかでも観光日本として減額した額でも、今後のゴルフ運営を考えたらどうしても運営が厳しいということで撤退した。今後利活用の検討にあたって茅ヶ崎市と利活用基本方針を作成し、それを踏まえて募集した。募集にあたっては、ゴルフ場提案も可能という形で募集をさせて頂いた。
↑
注:この説明は違う。県は貸し付け額を倍の2億円要求した。
A 若林:市の立場としてお答えします。公園、都市公園が少ない、みどりの保全の問題のお話もありますが、茅ヶ崎市としては26年4月のゴルフ場の撤退以降、ゴルフ場をなんとかとして残してもらえないかという要望を神奈川県にさせて頂いている。さまざまな事情のなかでそれが難しいということで、今回この提案があったのですが、これがすべてOKとは考えていません。当然のことながら一定規模の公園についても整備し、みどりを残しておくことを4者のなかで提言をしていきたい。バードゴルフのスペースがあるならば、ご要望としては申し上げていくことはできる。
ジュニア・スナッグゴルフのイベント
Q 5: 矢畑
まちづくりに求めたい機能として「防災必須機能」がある。事業提案の概要に津波避難施設がある。現実にこれが避難施設として何名収容できるのかと考えるときに、戸建て住宅、集合住宅、リハビリセンターがあり、ここに避難するというタテマエだけど、現実にどんな津波を想定して何人収容できるのか?
A 星:津波避難施設については、公募条件のなかで3階以上の建物、1000㎡以上確保してくださいという形、提案あったものは1000㎡。
具体的な広さは4者で実施計画を策定する中で調整していきたいと考えている。
Q:何名ぐらい収容できますか?という質問に答えていない。 土地面積でなく。
A:湘南海岸公園などでも1人1㎡でカウントして、1000㎡であれば1000人が避難できる。
Q:津波何メートルの時の想定ですか?
A:津波避難の指定基準は、市として3階建て以上を設定しているので、その条件をクリアする提案。
Q6:東海岸北
まずこれだけの大きな敷地、海岸線で1kmぐらいある、1社に事業提案を求めたのを疑問に思っている。茅ヶ崎の中でもかなりの面積の土地、都市計画をへて開発になるのか、もしくは用途地域の変更と書いてある。
事業提案にあたってどうするべきか、市民の意見を聞くべきだったと思うが、聞かれてないですよね。どこかで聞いたのであれば教えてほしい。
A 若林:事業提案にあたって、具体的な絵を描いたものをお見せして市民の方の意見をということはしてません。昨年の11月の時点で、当該地の土地の利活用に関する基本方針を案として示して、市民だけでなく全県民の方をご意見を頂いて(パブコメ)、それをふまえて募集要綱の作成に至った。
★パブリックコメントの結果
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/015/001/jisshikekka.pdf
Q7:東海岸
防災の件ですが、必須条件として「6万人の広域避難場所を確保する」とありますが、自治体によっては広域避難場所の一人当たりの避難面積が2㎡、名古屋市もそうですが、そうなるとこれは1人あたり1㎡なのか?
県の決まりはどうなっているのかということと、本当にはたして1㎡で広域避難所として安全確保できるのかという議論は行われたのでしょうか?
A:募集要綱の概要に記載している、6万人の広域避難場所の確保。ただ当該地で6万㎡以上ということなので、全体の提案としては、ゴルフ場の敷地の中、あるいは外も含めて12万㎡以上の提案をしてくださいとお願いしている。その後の Q&A のなかで原則として12万㎡以上確保してほしいということで、単純に一人2㎡で12万㎡というのが募集している主旨。
Q8;菱沼海岸
東急電鉄・電通グループの中身について知りたい。商業施設のプレゼンを受けた方は中身が理解できているでしょうが、漢字4文字ではどんな商業施設なのか近隣住民としては気になる。
宅地は一部売却という話があったので、20万㎡のうちどれぐらいが県の手を離れて人のものとなるのか、それを知りたい。
A 星:記者発表の事業提案の概要をお伝えしているが、今回まだ決まったものではないので、こういう概要的なイメージ図的な記載をさせて頂いている。商業施設も提案があっただけで今後どういうものにしていくかも調整して決定していく、住宅も提案があったが、それでいいのか配置がいいのかなど詰めて策定をしていく中でお示しをしながら説明しながらを考えている。宅地部分は売ります。
Q9:菱沼海岸
去年この場所に引っ越して来ました、自然に恵まれて、子育て環境に恵まれた土地と判断して住んでいる。仕事がらの出張で日本全国いろんな地域を見て、地元は新横浜だがあえて地元を避けて茅ヶ崎で子育てしたいと嫁の要望もあって子どもと引っ越して来た。
ひじょうに心配しているのが、新国立競技場のように当初予定していた額よりも大幅に乖離するとか、敷地の問題とか、今話題になっている。
資料の最後のほうに「今後、関係機関との協議や地元合意に向けた手続きを進めていきます」とあります。いずれ事業開発されていくのかと思うのですが、私を含めた茅ヶ崎の市民にたいして、今後どのような合意を取っていくのか、予定でもいいので教えてほしい。
A 若林:茅ヶ崎を選んで来て頂いたということですが、東京都の事例もお話頂きましたが、大規模な開発を市として望んでいるのではない、公園であるとかみどりであるとか、市民の活用できる土地利用をはかれればいいと要望している。
今後の進め方のスケジュールですが、優先交渉権者が決定したという説明をさせて頂き、県のほんとうにザックリとしたイメージ図を見て頂き、今後もっと具体的な形のイメージができた段階で、いつになるかっていうのもあるが4者協定を9月中に協議を進めて、より具体的な協議を4者でしていった中で、この段階であればある程度市民の方にお見せしてご意見を頂ける段階になりましたら、早い段階でお見せしてさまざまな意見を頂き反映させる場を作る。
Q:今の回答にたいする質問になってしまいますが、今回のこの説明会も・・
A:一問一答でお願いします。
(説明になってない!)
(説明になってません、ぜんぜん)
(具体的な手続きは何だ、って言われてるの)
(みんな逃げてんじゃないか!)
(言えないなら言えないって言えよ)
(住民の質問に答えてください)
A 若林:具体的な手続についての説明ですか?
県の記者発表資料にもありますが、ザックリしすぎていますが、3番の今後のスケジュールにある通り、本日の住民説明会、県・市・茅ヶ崎協同・事業者4者での協定締結に向けて事務を進めていく。その後実施計画、まちづくり計画になりますが、を策定してそれが具体的な絵になっていくだろうと、それをまた新たな形で住民説明会を開催して意見を頂く手続き。
具体的には29年度に入ってからと思うが、事業者とのやり取りがあるので、いつの何月かははっきり説明できない。
Q10:白浜町
火曜日の意見交換会でもありましたが、これまでこういった意見交換会、パブリックコメントやったり、市民の意見から大きく言ったら、防災拠点、避難所、あるいは緑の確保ということでゴルフ場を残してもらえないかという話と、困るというものでは住宅開発と商業施設があった。そのいずれもが今回の提案に盛られていた、あるいは裏切られていることもある。
特に宅地開発は茅ヶ崎協同さんの土地がメイン、何かそこに疑惑がありますよね。そういったものが非常に感じられる、ということで、これを白紙撤回してもらいたいというのが、火曜日の皆さんの意見 (拍手多数)
これ、まったく今日はまたリセットして、どうでしょうという感じで今後もこれで進めていきます、具体化していく中で相談して行くと言っているが、我々の意見は白紙撤回してくださいということ。
これを要望、要求します。ゴルフ場の提案が3件あったということだが、お金の面だけでなく、こういう利活用の評価といった場合にどういう評価になるか。かなり高い点数になると思う。
オリンピックで宿泊施設が欲しいというのであれば、こういった恒久的なホテルでなくて、ゴルフ場の一部を宿泊施設を作ったっていい。そういう知恵を出せばゴルフ場でもどんどんやっていけるじゃないですか。逆に今この提案でホテルはやっていけません、宅地開発、反対が多くてできません、そうなったら、この事業者はこの事業計画、実行できませんよね。
そうなると、やはり今の現状にたいしていちばん変更点の少ないゴルフ場で使うのが一番いいと思う、みどりをまもれる、ちがいますか?(そうだ!)
あらためて検討することを強く要求します。(拍手多数)
大事なのは、この議論の場は県ですよ、県議会でしょ。悲しいかな茅ヶ崎市は県にたいして市民の要望を伝えるだけですよ。
実際の議論の場は県議会。県議会のこの件についての議論を見ると、ひじょうに生ぬるい。アバウトなことしか言わない。ゴルフ場についての意見がありますが、と一行しかない。それ以上議論していない。
県議会でもこれだけの反対があるんだとキチッと報告して、ちゃんと県としても納得するように進めてもらいたい。
茅ヶ崎市の県議会議員がきちっとこれを県議会に伝えるべきだと思うが、ぜひ県でも、もっとまじめに議論してもらいたい。
そしてゴルフ場を再度キチッと検討することを要求したいと思います。(拍手多数)
A 星:地元の皆さまのご意見については、茅ヶ崎市を通じて伺っている。パブリックコメントの結果についても、茅ヶ崎市に実施して頂いたが、県議会に報告させて頂いて議論させて頂いている。
募集要綱を公表しているが、必須条件などの設定については、ゴルフ場の運営を継続させてほしいという条件については、茅ヶ崎市と調整して、茅ヶ崎市のご意見を反映して設定している。
Q11:菱沼海岸
これまでの経緯について納得していない方はたくさんいると思う。私もそのひとりです。情報公開というか、近隣の住民にたいする情報の伝え方についてとても問題がある。市も県もパブコメを募集しましたとか、HPに公開してますと言っているが、実は私たちには伝わっていない。
今回の住民説明会についてもチラシがポストに投げ込まれていたと母が言ってくれて分かったから来た。いろいろ調べてみても、説明会に関して公表されていない印象がとても強い。今後、スケジュールが進んで、住民にたいして市民にたいして、どうやって情報を伝えていくように考えているのか具体的な方法を教えてほしい。
A 若林:説明会については、浜須賀会館は140名の方に、今回も100名近い方にお越し頂いて、この案件について興味を持っている方がたくさんいると、市の担当として改めて認識させて頂いたところ。この説明会については、広報誌、HP、一部の自治会には回覧もお願いした。さらに本件が新たな形となって見えてきた段階では、もう少し幅広に説明会を含めて、こういった場所があるよとお知らせできることをしっかり担当者として考えていきたい。
県の発表した事業提案の概要(イメージ)
Q12:松ヶ丘
事業提案の概要イメージの地図ですが、計画地内広域避難場所(みどり色)、計画地外広域避難場所(134号線をはさんだ場所)と2種類に色分けされている。
さきほどから広域避難場所として6万㎡以上確保されているということですが、これは計画地外を入れて6万㎡ということなんでしょうか。計画地外の広域避難場所の絵を見ると、134号線の向こう側の防砂林のところと、134号線のゴルフ場側の防砂林も広域避難場所の数字に入れてしまっているのでしょうか?
実際には防砂林の中に避難するのはなかなか難しいと思いますが、6万㎡のなかには計画地外の広域避難場所も入っているのでしょうか?
A 県:このペーパーには6万㎡以上と書いてあるが、私どもが事業者に提案を求めたのは12万㎡。それでゴルフ場の敷地内のなかに6万㎡以上ということで提案を受付けている。実際に今回選定した提案については、現ゴルフ場の敷地内外あわせて12万㎡以上の提案があった。
(その説明分からないです)
(砂防林がどうだって聞いている)(そうだ!)
A 星:砂防林の関係については、確かに今回提案にあった。砂防林が指定可能かどうかは、茅ヶ崎市と実際に検証するなかで指定していきたい。
(検証してないんですか? まだ)
(松林なんか、逃げられないよ)
(逃げられないよ、目の前に住んでるけど)
(ケガするばっかりだよ)
(人が入れない所にどうやって入るんだ)
(数字だけ合わせたって、しょうがないんだからよ)
防砂林のヤブの中が広域避難場所!? 高齢者は入れない。
Q13:東海岸北
パブリックコメント出しました。分厚い結果をもらっています。ほとんどがゴルフ場存続、広域避難場所の重要性を皆さん訴えている。
新聞発表とか読んで奇異に感じるのが、今回の選定委員の構成は当事者が3名入っている。第三者じゃない当事者が入っている。こんなのは第三者の委員会にあたらない。
敷地面積が中央公園が4万㎡ですから、ゴルフ場は5個分。茅ヶ崎協同さんが持ってるのは、中央公園の2個弱、そこをどういう開発するかというプランを見るといろんな施設を入れてある。宿泊施設はおそらくホテルだと思うが、2020年オリンピックをもくろんだ宿泊施設、県知事が言っているように宿泊施設が欲しい。藤沢のセーリング会場のホテルがないと。
過去をみると、パシフィックホテルもやめている、チサンホテルもやめている。将来的に宿泊などを作ってプロポーザルした業者はどう考えているのか? あそこにホテルを作ってどういうアプローチでお客を呼ぶのか?
今回の茅ヶ崎ゴルフ場の発端は何なんですか? ゴルフ場の利用税を上げたいけど、上がらないからなのか? 県の進めている県の所有地の売却・貸し付け、各地で問題になっている。藤沢の高校跡地、21億円で売却して大和ハウスに110戸の家を建てるプロポーザルを受けている。
いわゆる私たちが想像するプロポーザルじゃない、あらゆるものを総合的に考えたものじゃない。防災の公園を第一に考えるなら、商業施設や住宅地を考える場所じゃない。ましてや浸水市域、クラスター地域。こういう条件出して、東急電鉄・電通というわけのわからないグループが提案して来たことを奇に感じている。東急グループなら不動産が入っている、東急ホテルが入っている、そういう意味なのか。電通は広告業、どうして電通が入っているのか分からない。
もっと別の提案がなかったのか、あるいは選定委員会がどういう選定をしたのか、私は記録を見たい。何時間で何回やったのか、それすらいっさい分からない。これからスケジュールを作っていくにしても、スタートが違うのではないか、私はそう思う。(拍手)
A 星:宿泊施設については、事業者との対話で通年の営業はむずかしいという話は確かに頂いている。そのなかで東急電鉄・電鉄のグループも宿泊施設の提案を頂いているが、まだ選定しただけで、実際に4者協議の中で通年として運営していくのかなど丁寧にご説明していきたい。
Q14:松ヶ丘
質問ではなく、要望であり希望です。
松ヶ丘に住んで何十年になりますが、近辺もみどりが減り、一軒の家に2軒も3軒もたち密集地域になってきて、交通が増えていってます。実際に案を見て、こんなに施設をつくるのかと思ったら、本当にがっかりしました。
というのも、この近辺は狭い道路が多いです、ラチエン通りは2台車が通って人が通るのもやっとで、だからといって道路を広くして欲しいわけではない。こういうものを色々建てて、これ以上交通量が増えないような施設づくりをしてほしい。そうでなくとも、134号線は夏になるとけこう混みます、夜になるとバイクの音もする。そんな所で、また色々なもの建ててこれ以上環境を悪くするような、そんな施設、建物をたてないで、ここに来ると「静かでいいですね」と皆さんが言ってくださるんです、そのような環境を守っていくような施設作りを検討して頂きたいと思います。 (拍手多数)
Q15:東海岸北
計画地の計画図面というのは、もっと詳しくあるのですか? 情報開示はどこかでされているのですか?
事業提案の評価書ですが、評価が小数点以下まで出ている。ということは、こんなアバウトな情報だけでで小数点以下の評価ができるわけない、だから情報があると思う。これ以上の図面をぜひ公開してほしい。
A 星:実際に事業者からの提案書は20数ページだったと思いますが、提案書を頂いて県がイメージ図を作成していますが、提案書がそのまま街づくりになる訳ではないので、提案書は公開することは考えていない。
4者協議で今後どういうものにしていくのかという協議をして、こういうものであればお示しできるものが揃い次第示していきたい。
Q16:浜須賀
県の方にお伺いします。二日間の説明会があって、皆さんいろんなご意見があるので、ぜひ県のHPに議事録を正確な形でアップするべきと思いますが、いかかがお伺いします。
A 県:今のご要望ですが、議事録というか説明会の内容については県のHPにのせるよう検討していきたい。
(それはやりました、ということが載るだけでしょ。こういう意見がありました、っていうのはのらないでしょ。それじゃ意味ない。)
Q17:松ヶ丘
県がリーダーシップ取って進めてる訳ですが、視野とか視点が狭くて近い。もっと地球規模で考えてほしい。リオ・オリンピックで南太平洋の島国から来た選手がアピールしました、私たちの国は30年後には水面下になるんだということを訴えていた。オリンピックに来た選手が世界に訴える、そういう人が活躍する時代。
それをせっかくですね、20万㎡もある緑多くて景観的にも価値のあるところを、なぜあんな開発をしなければばらないのか?
民有地はどうしても売りたいと言うならば、それを止める権限はありませんが、県有地というのは公共的なものでしょう? 県の土地、県の土地といったって、我々みんな県民ですよ。我々も主権者のひとりですよ、そういう者の意見を、2万人以上の署名運動も「ハイ頂きました」、ほとんどの人が緑を残して欲しいと言ってるのに「ハイそれも聞きました」、そういうところから始まるのがおかしい。
ひとつ参考にしてもらいたいのは、川崎市。川崎市の取ったみどり保存の政策、こういうものをよく勉強してください。
川崎市は年々開発されて緑が減少していくことに危機感を抱いて、会員性のゴルフ場だったところを市の直轄のゴルフ場、市県民のつどいの出来る場所(川崎国際ゴルフ場)に変えた、こういうことをご存知だと思いますよ、県の方は。
私は何度も川崎市役所に行って、いろんなことを聞き、こちらのこともお伝えした。そういうところを少し勉強しなおしてほしい。以上(拍手多数)(いいぞ!)
(回答しないの?)(返答は?)
(今の答えは?)
(返答してください)
A 県:ご意見として受け止めたので勉強させて頂きます。
Q18:東海岸南
あまり前提の情報なく臨んだのですが、説明とか皆さんの意見を聞いて、私の理解させてもらった所として質問します。
結局、ゴルフ場が選外になったところを含めて、より経済的なところ収益性の話が重視されたのかなと、若干すり替わりっぽいのを感じた。ゴルフ場よりは商業施設のほうがいいだろうと、そちらに軸足があったような形で選定が進んだという印象をうけた。
決定のプロセスの内容に疑念が残っているのかなと、選定委員の話とか、茅ヶ崎協同さんのところを宅地に売る関係があるのではないか、なるほどそういうことありそうかなという不透明感があるのが、今日初めて聞いた印象です。
質問なんですけど、今日ここで検討結果として説明した内容は、変更される可能性はあるのか?
これは、イエス、ノーでお願いします。
A 県:イエスかノーかで言えば、変更されるという部分であればイエスですが、ただですね、先ほどから何度も申し上げているように、皆様にお示しした、これをもとに皆様の意見を市さんから通じて頂いて議論をふまえてですね、またお示ししていくことになると思う。
(わかんないよ)
(何言ってるのか、分かんないよ 笑)
(何にも分かんない 笑)
Q19:菱沼海岸
さきほど宿泊施設は通年営業できないと思うと聞きましたが、なぜこういったことを放置するのかが疑問。
今のゴルフ場の場所は、海抜2mとか4mがいっぱいある。ゴルフ場だから津波が来たときに、遊水池みたいに水がたまってもいいと思う。開発をして土地の形状が変更されることがあったら、まわりの林とか住宅に大きな影響が及ぶと思うが、そういうことがないように市はキチッと管理していくことを明言してほしい。
A 若林:確かに海抜は2m、4mのところはじゅうぶん認識している。今回お見せしたのは、ザックリした絵で申し訳ないのですが、具体的な絵がかけてきて、どういった手法でこの事業をやるのか市もさまざまな許認可部署を持っているので、さまざまな部分について市も指導しないといけないと考えている。
Q20:常盤町
今回の進め方は、茅ヶ崎住民の人権とか民主性を徹底的に踏みにじったうえの事業者の選定と感じています。
ここにご出席の方たちもお分かりだと思いますが、私たちが今ここで知ったのは、「いかに何も説明されていないか」ということ。
すべて黒い箱にいれたまま、ほとんど非公開同然の情報しか、私たちには何も与えられていないということが、前回の説明会、今回の説明会ではっきりと分かった。
茅ヶ崎協同も今日出席していない。地元への説明責任を果たしていないし、地元への誠意が感じられません。
そういったことも含めて、前回も圧倒的な白紙撤回の声があがって、それが朝日新聞に報道されるということになっている。
私たち茅ヶ崎住民の、命の安全の責任の所在をはっきりさせてください。 (拍手)(いいぞ!)
採点にもあるように「公園が閉鎖的な懸念がある」ということは、ここに移り住んでくる人たちにはプライベート・パークのような公園になるが、私たちもとから住んでいる住民には、使い勝手はわるい公園なのかなと思う。
そのうえ、さらに私たちに「防砂林に逃げなさい」と、これは、はなはだしい人権の無視、私たち虫ケラのように扱われていると感じた。こういったことに対して、先ほど県は選んでおきながら「まだ、検証もしていない」と言う。(そう言っていた)
この段階でお聞きしたら、県は「責任はない」とお答えした。
この計画にたいして、もし誰か住民が命を失った場合に、県は責任はないと担当課がはっきりお答えしています。私はとんでもない返答と思った。この計画で、実際に地震が起こって、私たちの誰かが命を落とすことがあった場合の責任が、県にあるのか、市にあるのか、茅ヶ崎協同にあるのか、事業者にあるのか、はっきりお答えください。
A 県:今のおたずねなんですけれども、責任、、という、、意、味ではあれかもしれない、何度も申し上げていますように、地元の防災をになう市と議論をふまえて、まちづくりの利活用基本方針を作って、それをもとに事業者を募集しているというところで、その中で防災については12万㎡、1人あたり2㎡の広域避難場所を確保という防災の視点を、、
(まわりくどいのはいいからよ、どこに責任があるのかそれ言ってよ)
(訴訟になる可能性もあると思います、実際に死ねば)
(この場合、行政が意識を持ってちゃんとやらないと、ほんとうに訴えられますよ、あなた方は)
A 秋元:たとえば例であげた公園の話、砂防林の話、いろいろ課題はたくさんあります。今回、神奈川県の募集で業者が選定された、その事業者と課題をしっかり解決したあとに、皆様にお示しするのがいいのか、それとも決まってまずはこういう選定された、これから皆さんと議論していきます、ふた通りあります。
我々は、まずは事業者が決まりました、いろいろな課題、公園や広域避難場所の話、砂防林に逃げられるのかよと、そういう部分を茅ヶ崎市としても思っている。そういう議論をしっかりと神奈川県と事業者とした後に、皆さんにこうですと示すとたぶん数ヶ月の時間がかかってしまう。それでしたら、我々はこういうふうに行動していきます、まずは事業者が決まった、課題はじゅうじゅう認識している。わざわざ茅ヶ崎に引っ越してきたという話も頂いた、順番にしっかり、包み隠さず、4者で何やってるか分からないではなくて、最初から皆さんに公開していこうということで、今回この場を大至急、決まってから最短で決めさせて頂いたところで、これからしっかり議論させて頂きたいと思う。
(失格じゃないの?この事業者は。だいたい確保できてないでしょ、広域避難場所が)
2011年3月11日 気仙沼市鹿折地区
鹿折地区は火災も発生した。おばあちゃんを助けに行って、道路が混んでて、もう下も火事で、これ以上進めないって時に撮った写真。(3がつ11にちを忘れないセンターより)
これは、茅ヶ崎の姿でもある。
Q21:美住町
自治会で防災委員をやっていて、防災マニュアルを作っています。美住町はたまたまゴルフ場が広域避難場所なので、その辺のマニュアルを作っています。
ぜひ最後の要望で、スケジュールで実施計画を策定すると、それを公開すると言ったのですが、2回の説明会でいろいろな質問があったと思います。この質問に対してはこういうふうに対処します、というのを全部、実施計画に入れてください。それで説明を住民にしてください。(拍手)
たとえば「防砂林に逃げられますか?」「ハイ、逃げられます」とそういう形で住民の質問に一問一問答えるかたちで、実施計画を作って頂いて、添付資料に一問一答で Q & A を入れて頂いて、ぜひ説明会をお願いしたい。(拍手)
Q22:東海岸
茅ヶ崎市のスリーハンドレッドには足繁く安倍総理が何度も通っている、ニトリ、フジTVの会長もゴルフをやっている、そういう自然の豊かな利便性のある地域だからこそ来ている。うわさ話ですが、黒岩県知事がゴルフ場を見に来たという話も聞いている。
その前提をふまえて、ネットでみてビックリしたのは、ネットにのってる画面もあまりにも雑すぎて、ラチエン通りまでが計画地外広域避難場所になっている。私が住んでるところまでなっている。こんないい加減な公表の仕方ってあるんですか? 見てビックリしたんですよ。何でラチエン通りが入ってるのか、図面がいい加減なんですよ、これ。こんなものを茅ヶ崎市や神奈川県が公表してるとしたら、これは、本当に笑いものになりますよ。
さらに目を疑ったのは、防砂林、犬の散歩に行ってたところですよ、そんな所に逃げれる訳がない。茅ヶ崎の人はご存知ですし、ここに座っている神奈川県の皆さんは、当然ここは皆さん方の目と足で歩いて、そしてプロポーザルを行った神奈川県と関係の深い東急電鉄のプロポーザルを検討なさったのか?
どこまで皆さん方が、この茅ヶ崎ゴルフ場、茅ヶ崎の地域をご存知のうえでプロポーザルを受けているのかどうか、そして皆さん方お分かりのように東急電鉄すなわち東急グループ、これがどのような既設プランを今持っているのかどうか、神奈川県とどのような関係にあるのか、というのは神奈川県の方は相当のレベルまでご存知だと解釈しますが、そのうえでこのプロポーザルを受けているのか、その辺のところをお聞きしたい。
それにプラスして、数多くの地元の方がいますので、皆さん方も疑念を持っていると思うのは、これだけの工事をするとなった場合、134号線とそれを取り巻くラチエン通りとか周辺の道で道路事情を考えたときに、これだけの工事がどれぐらいの期間と、どれだけの周囲への騒音、自然破壊を含めてたいへんな影響が出る。それに伴う交通事故とか、道路が狭いし行き止まりだし、どういう所まで分かったうえでプロポーザルなさっているのか、神奈川県の方1名代表でお答えください。
イエス、ノーかで答えてください。
A 星:募集要綱のなかで現地説明会がございます。そのなかで業者は足を運んでいる、私どもも現地に行っています。そのうえで募集要綱を作って公表させて頂いた。
Q:松林だってことを知っているわけ?
A 星:はい、砂防林だということは承知しています
(犬や猫だって入らないよ)
Q:そこまで逃げろってこと?
Q23:東海岸南
星さんに伺いたいのですが、2015年9月3日の時点で星さんに「不動産鑑定はもう済んでいますか?」 という質問をしたのですが、その時は「まだやってません」と。
それで今回の募集のときに、「最新の不動産鑑定で合否をお決めになったんですか?」と、それがいちばん大切な所。最新の不動産結果を踏まえたうえでの評価であって、今後いかなる理由があろうとも、その価格が下がるということは絶対にないと断言して頂けますね?
A 星:今回募集要綱を公表するにあたって、不動産鑑定を実施しています。それにもとづいて参考価格を提示しています。参考価格は変更になることはありません。
Q24:東海岸北
ゴルフ場のなかに市民が入る機会を設けるんです、情報公開として。そのうえで説明会持ったらまた違ってくる。
今度のこの説明会も、6日と10日いずれか1回、先着50名と書いてあるけど100名以上来てる、制限してるんじゃないの? 先ほどの説明聞いてても29年度にするとか何か意味が分からない。
このビラだって、地元ではすでに説明会したらしいじゃないの。自治会長だって分かんねえって言ってる、みんな分かんない。
2016年9月6日、松浪地区まちぢから自治会長までみんなハンコ押してある、市長に会ってる写真まである、この情報なんかどうなってるの? 広域避難場所を残してくれって書いてあるよ。(市長に提出した住民の要望書のこと)
情報公開ってことで言ってんだよ、その1点。どうなってんの?
A 若林:情報を制限してるんじゃないかということについて、先着50人は一定の目安で、それ以上の方が来ることは想定して対応している。松浪地区の自治会からの要望についての情報が出てないことは、市として情報公開があればしますが、積極的に広報誌にのせる事項ではない。
(何でのせないの?)
分かりやすい市政の提供については今後も注視してやっていきたい。
Q25:東海岸南
これは皆さんのご意見のとおり、周辺住民のことは何も考えていない。
ことに広域避難場所、これを砂防林の海岸のほうまで指定したということは、これは広域避難場所として機能しない提案をしている訳ですから、事業者は失格じゃないですか? これはどうしていいと判断されたのか分かりませんが、こんなことをやるのはおかしい、失格じゃないか。
星グループリーダーに質問したいのは、5月26日にあなたと会いました、県庁で。その時にすでにあなたは「広域避難場所に海岸の北と南を、これを認めてます」と。それが、今回の事業者に採用されたと。もう事前に事業者とお話されているんじゃないですか? どうしてあの時にあのような発言をされたのか? 私だけじゃないですよ、他の人も聞いています。一つはこれを釈明してください。
もう一つは、これを見る限り、どうしてもゴルフ場は残したくない、開発だという県の意向が反映されている。例えば加点に、みどりがたくさんあるならなぜ加点に加えないのか? 県はなぎさ緑化域として指定している、茅ヶ崎市は保全配慮地域に指定している。それがなぜ加点に入らないのか? あるいは広域避難場所に本当に安全を配慮した提案があれば、それは加点するべきでしょう? これが最大の問題であり、県も市もそれを配慮するとずっと言ってきたのではないか?
そういうことを見ると、どうも業者と結託してやっているような疑い、梨花に冠を正さずだけれど、そういうようなやり方です。
星さんがあの時言われたこと、それであれば認めていること。ところが、これから検討しますと言っている。説明してください、その違いを。
それから、どうして加点しなかったのか?
A 星:砂防林の話を5月26日に指定可能と言ったではないかと、それについては募集要綱の手続きのなかで質問と回答がございます。事業者のほうから指定は可能ですかということに、
Q:私に直接言ったんだよ
A :そのときに、そこでは選定基準に照らして指定の可能性を提案してくださいと、これは4月中に公表してますので、これをふまえて5月に回答している。
これは市に確認した結果、指定の可能性もあるということでご提案くださいと回答している。
Q:市はゴルフ場以外は広域避難場所に指定できないと、指定出来ればとっくにしてますというのは、再三協議の議事録に書いてある。市ははじめからそれはないんですよと。それをあなたは強引に、最低6万㎡ゴルフ場に広域避難場所を残さないと事業性がないからと、これからそういうことが出て来た。
A:市に確認した結果報告させて頂いている。
Q:あなたが事業者に言ったんじゃないの?
A:あと広域避難場所、加点評価しなかったのは、それは加点ではなくて、必須事項そちらを厳しく考えております。
Q:みどりをちゃんと残す、残さない、関係ないの?
(もっとちゃんと説明して頂けますか?)
A:広域避難場所については、施設の配置計画というところで50点ということで、非常に重く配点している。広域避難場所、それをどう確保していくのかという考えているのかは、必須事項として評価している。
Q:マイナスだよ、ぜんぜんダメだよ。
★確かに5月26日の時点で「砂防林を使ってもよい」と県は言っている。
chigasakigj-news.hatenablog.jp
★4月の事業者との Q&A では、砂防林についての質問は、No.50とNo.53の2か所。どちらも広域避難場所とは関係しない。
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/life/1059910_3566950_misc.pdf
★ただし、No.27が問題。広域避難場所について『134号線側市街化調整区域を含めた提案としたいが、その考えでよいか?』と事業者が質問している。
市街化調整区域=砂防林・砂浜。
この時点で、市長は県にどういう返答をしたのか?
なぜ、市長は防砂林は広域避難場所にできないと、ハッキリ断らないのか?
Q26 :共恵
茅ヶ崎ゴルフ場を何とか残すために、「みどりと命を守る住民会議」という団体を発足しまして、会長を務めています。
先日の浜須賀の説明会、本日と両日とも参加をして皆さんのご意見、行政のご意見を聞かせて頂きました。皆さんいろいろお立場、考えあると思いますが、今回は優先交渉権者が決まりましたという報告を市民だけでなく、向き合った形で報告をする場ということで、問題提起や議論をするのでないということはご理解、ご納得いただきたい。
(そんなこと言われる筋合いはないよ!)
あなた、人の話を聞いてくださいよ。
(聞いてるよ、聞いてるから言ってんだよ)
ここで決してゴルフ場が存続する、しないが決まる訳ではないですから、私として行政にお願いしたいのは、あくまでもこれで市民と事業者がスタートラインに立ったと、勝ち負けを決めるのではありませんので、今後とも我々とじっくりと話し合ったうえでいい結論に導いて頂きたいと思っています。
お伝えしたいのは、我々の総意としては「ゴルフ場を存続してほしい」。パブリックコメント、住民説明会、99.5%ぐらいはゴルフ場を存続して頂きたいという意見が、茅ヶ崎市の総意だと思います。まずこの部分を前提条件にして、今後の議論に臨んで頂きたいのと、あとひとつお願いがあります。
市の方から、今回のやりとりは記録に残させて頂きますと説明がありました。
ぜひ、このやり取り二日分、3、4時間の長時間ですが、録音記録を黒岩県知事、服部市長、事業者の東急電鉄ならびに電通の担当部門長、並びに社長に届けてください。届けて、やり取りをぜひ聞いてもらってください。我々住民がどう思っているのかというのを、各事業を行っている責任者にぜひ聞いてもらってください。
そうすると皆さんの考え方が微妙に変わってくると思います。
これは、今の我々の生の声です、紙面ではなくて。私も撮っていますから、いくらでも提供しますから。
ぜひ検討しますではなくて、それぞれの責任者、トップの方に我々の生の声をぜひ聞いてもらったうえで、次の議論を進めて頂きたいと考えています。以上です。
(前半言ってるのと、後半言ってるのと違うだろう!)
(拍手)
★市が作成した9月10日の議事録。
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/013/576/gijiroku0910.pdf
★9月6日 浜須賀会館 議事録
chigasakigj-news.hatenablog.jp