平成28年7月1日
「みどりと命を守る住民会議」から、茅ヶ崎市の市議会議員28名へ
「茅ヶ崎ゴルフ場の利活用事業に関する公開質問状」が配布されました。
「公開質問状」は、市役所6Fにある議員のメールボックスに入れました。
回答は7月7日までとなっています。
28名の市議員ひとりひとりから、
① どのような内容の回答が返って来たのか、
② 回答をした議員、しなかった議員
など、こちらの「茅ヶ崎ゴルフ場ニュース」でも公開していきます。
公開質問状
2016年 7月1日
茅ヶ崎市議会議員 各位
(書面は、各議員名宛に出されています)
茅ヶ崎市市議会議員への
茅ヶ崎ゴルフ場の利活用事業に関する公開質問状
みどりと命を守る住民会議
代表 宮下 剛
前略 平素より茅ヶ崎市政につきご高配いただき感謝しております。
さて、平成26年に茅ヶ崎ゴルフ場の閉鎖が発表され、平成28年2月から神奈川県及び茅ヶ崎協同が主導して、公募型プロポーザル方式による敷地の開発利用が進められようとしています。
これにより広域避難場所の面積は、約半分程度になると言われています。
しかしながら、茅ヶ崎ゴルフ場は、大地震等に起因する火災から避難するための「広域避難場所」に指定されています。
茅ヶ崎市は、木造住宅が密集して立ち並んでいるためクラスター(延焼運命共同体:クラスター内の建物から1件でも出火し、そのまま放置した場合、クラスター内の建物全てが消失する単位のこと。)となっており、防災上、火災からの避難場所の確保が最も重要な課題になっています。
事実、平成21年3月に神奈川県が発表した地震被害想定によれば、地震による死傷者のほとんどが火災に起因することが想定されております。
それにもかかわらず、茅ヶ崎市内の数少ない「広域避難場所」である茅ヶ崎ゴルフ場の敷地が開発利用された場合には、避難するのに十分な面積が確保されなくなり、茅ヶ崎ゴルフ場の周辺に住む約6万人の住民の命が危険にさらされることになります。
それだけではなく、茅ヶ崎ゴルフ場は子供から大人まで住民にとって静かな住宅地の中で憩える場であり、市外の方は茅ヶ崎をイメージする重要な場所でもあります。
場内の緑地にはハマボウフウやハマカキランをはじめ、貴重な生物が複数種生息していますが、そのような貴重な生態系も失われます。
そこで、茅ヶ崎市市議会の方々のご見解を伺いたく、以下の質問へのご回答をお願い申し上げます。
いただいたご回答(ご回答をいただけなかった場合はその旨)は、適宜編集の上で、みどりと命を守る住民会議などのホームページに掲載することを予定しております。
回答は、7月7日(木)までに上記のみどりと命を守る住民会議の代表宛てにお願いします。
草々
1 茅ヶ崎市では、地震に起因する火災からの避難場所の確保が重要な課題であると思いますか。
ア)課題だと思う イ)課題だと思わない ウ)その他( )
2 茅ヶ崎ゴルフ場の利活用事業により、広域避難場所が約半分程度になることは問題だと思いますか。
ア)問題だと思う イ)問題だと思わない ウ)その他( )
イ)の場合、問題でないと思う理由について、以下に記載をお願いします。
( )
3 茅ヶ崎ゴルフ場の利活用事業に反対ですか、賛成ですか。
ア)反対である イ)賛成である。
4 茅ヶ崎ゴルフ場の利活用事業の可否について、茅ヶ崎市議会で取り上げる予定はありますか。
ア)取り上げる予定である イ)取り上げる予定はない
ウ)その他( )
ア)の場合、具体的にどのように取り上げる予定であるかについて、以下に記載をお願いします。
( )
以上