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8/29 朝日新聞 広域避難「砂防林内も」に賛否

事業者は防砂林を広域避難場所に指定!

8月12日に、県と茅ケ崎協同 (株) は、東急電鉄・電通グループを優先交渉権者に選定し、事業者提案の概要(イメージ)を発表しました。
 
東急電鉄・電通グループですが、驚いたことに、国道134号線をはさんだ両側の「防砂林」を広域避難場所に指定しています。 


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事業提案の概要(イメージ) 134号線の防砂林を「広域避難場所」に指定

茅ヶ崎ゴルフ場の利活用 - 神奈川県ホームページ


地元の住民は犬の散歩などで通るのでよく分かっていますが、松林のなかは密集したヤブで、海岸側はかなりの段差があり、高齢者や車イスは入れず、散歩の犬でさえ入っていきません。

さらに、防砂林は海岸の遊歩道・砂浜に接していて、市は津波注意報の時でも、海岸へ立ち入らないよう警告します。 

実際問題として、避難者(茅ヶ崎住民)が海岸の防砂林に入るのでしょうか? 

 
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このうっそうとした防砂林のヤブに逃げ込むように、東急電鉄・電通グループは指定した

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134号線の道路下は、深い段差もある。しかもヤブの中。

 

茅ヶ崎住人は圧倒的に「否」、NO!!

9月6日、10日の住民への説明会でも、事業計画への圧倒的な白紙撤回の声があがりました。

防砂林を広域避難場所として指定したことについて、県は「広域避難場所や津波避難場所の機能確保の根拠や考え方がしっかりしている」とし、事業者を評価しています。

さらに「砂防林も広域避難場所に指定できる可能性がある」との見解で、茅ケ崎市と協議する考え。

一方、説明会での住民の意見、住民が結成した「みどりと命を守る住民会議」では、「密生したヤブで、高齢者や車いすが入れない砂防林は広域避難場所になりえない」「非常識、問題外の選択」「かえってケガをするだけ」「事業者のトップはあのヤブの中に入ってみたのか?」と、批判と怒りが噴出しています。


★記事はこちら 朝日新聞デジタルで全文が読めます
www.asahi.com


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2016 8月29日 朝日新聞 ルポかながわ


朝日新聞の記事にもありますが、茅ヶ崎ゴルフ場が避難場所となっている「松浪地区まちぢから協議会」も「クラスター火災から命を守る広域避難場所を縮小させないでください」とする要望書を、9月6日に服部信明・茅ケ崎市長に提出しました。

いったん、商業的に開発されれば、コントロールの効かない土地になる、後の世代が「残しておいてくれてよかった」と安堵する選択のために、ゴルフ場内の1人2㎡の安全面積に全力で取り組んでいただきたいとする要望です。

クラスター火災から命を守る広域避難場所を縮小させないでください_松浪地区まちぢから協議会.pdf - Google ドライブ


住民説明会では、そういった要望書が提出されたことを「広報ちがさき」になぜ掲載して広く知らせないのかという意見も出ています。

「近隣住民への情報の伝え方に問題がある」「説明会すら公表されていない印象がある」「ブラックボックスのように中身をみせずに説明のみ」と、透明性のない県や市の情報公開にも批判が集中しました。


★優先交渉権者の事業提案の問題点 
chigasaki-fika.hatenablog.jp